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今月も、この伝言板をお借りして、シンシアのシングル盤を発売順に、書かせて頂きます。
☆曲目データ
○A面/女性
○B面/人のあいだ
○作詞者:有馬三恵子
○作曲者:筒美京平
○ジャケット撮影:篠山紀信
○発売日:1974年12月21日
○オリコン最高位:23位
○売上数:9.3万枚
☆この曲が流行った頃(1974年12月〜75年4月)
・昭和48年(’73年)秋に起きたオイルショックによる不景気・社会混乱も、
この時には収まった感があり。落ち着きを取り戻していた。
・新しい昭和50年代が始まり、新時代の到来の予感がした。
・ザ・ピーナッツが引退表明(2月18日)。
・大相撲3月場所は、大関貴ノ花が初優勝、ブームを起こす。
・私は高校を卒業。
☆題名
「女性」、この一言、シンプルで驚いた。
☆ジャケット
失礼ながら、紫のフードを被り、寒々しい表情、曲のイメージに合っていない気がする。
むしろB面の「人のあいだ」用なら分かる。
☆曲想
昭和46年6月から始まった、有馬三恵子&筒美京平の世界が、ここで一旦完結した。
正確に言うと、次の「想い出通り」まで、この二人の作品だけれど、これはなにか「おまけ」みたいな気がする。
「17才」から始まり、出会いの春(「ともだち」、「早春の港」)、熱い恋の夏(夏の感情)、
別れの秋(「潮風のメロディ」、「色づく街」)を繰り返しながら、少女から、大人の女性に成長し、ここに完成。
季節は冬が終わり、春の到来。
イタリアンポップスを思わせる明るいアレンジ。
♪好きな人との命育てたい
♪いつか若草つけた花嫁になるの
結婚・出産を思わせる大人っぽい歌。
それまでの少女・シンシアにはない世界。
いまから考えると、20才の女の子が歌うには、ちょっと早すぎる感があるけれど、
当時は、もうそれくらいの年齢で結婚を考える時期だった。
いや、当時でも早いなぁ。
小柳ルミ子さんも、20才の時に「瀬戸の花嫁」を歌ったが、歌詞に
♪若いと誰もが心配する♪とあるしね。
シンシアの第一期は、ほぼ私の高校時代と重なる。
私も昭和50年春に高校を卒業。
この歌のように、自由に羽ばたけるような気がした(苦笑)
まぁ、新しい世界が広がったのは事実。
☆B面『人のあいだ』
第一期の作品には、珍しく冬を歌った曲。
♪わけもないのに、つらい日はやさしい人に逢いたい。
♪街に木枯らし吹いてると、愛する人に逢いたい。
これも派手さはないが佳曲。
来月は、「想い出通り」を取り上げます。
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