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「不満に決まってるじゃない」

 投稿者:松風  投稿日:2016年12月14日(水)12時26分57秒
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  「不満に決まってるじゃない」
というワケで、もう12月だけど11月のノルマは『A.I. love you アイラブユー』観てきた。

いつもの事ながらひどい遅れでサクッとノルマを片付ける必要があったため、長いこと改装していた新宿武蔵野館にて本作を見つけ、例によって例のごとく人工知能ものにはなぜだか誘引されてしまうため、取り急ぎ劇場に駆けつける。
で、綺麗になった新宿武蔵野館に入っていったところで女子高生らしき女の子二人組が話をしてて、そのときにハッと「あれ、俺はこの映画にSFを求めてやってきたワケだけど、もしかしてそんな奴、俺一人だけ?他の観客は恋愛目当てで来てる?」とか思ってゾッとしたんですが、でその女の子たちも結局は別の映画観たみたいなんですが、

その嫌な予感は見事に的中してしまって苦笑い。

いやもうとにかく人工知能とかスマホ、ネット関連の描写が弱い。ディテールが全然詰められてない。一般人相手なんだからそれでいいだろう、という意見もあるかもしれないが、でもそこを軽んじてしまうとこの物語の骨格が貧弱になってしまう。
そもそもこの物語の発端は、「スマホに届いたほぼスパムとしか思えないメールのリンクから、得体の知れないアプリをついダウンロードしてしまう」というシーンであって、ネットリテラシーとかセキュリティ意識の低さが全面に押し出されていて、もうここでひと苦笑。
そして人工知能と恋愛というテーマについても、紋切り型というかテンプレの域を出てなくて微妙。
同じテーマの映画としては『her 世界でひとつの彼女』がもう2年前に作られてるんだから、少なくとも『her』を視野に入れた上でそれを超える、超えないまでもちょっと裏をかいてくるぐらいの事は期待してたんだけどねえ。
というか本作のSF感覚というかサイバー感覚は、もうめっちゃうろ覚えなんだけど20年以上昔に放送されたNHKスペシャルのニューウェーブドラマ『ネットワーク・ベイビー』にさえ負けてると思う。テクノロジーが発達して人の感情や生活にダイレクトな影響を与えるようになった時、人や社会に何が起こりうるのか。そういう視点からのアプローチが弱い。
まあそんなややこしい映画じゃねーわ!ただの恋愛映画だわ?て言われたらまあ確かにその通りなんですけどね。
でもSF以外の部分ももうちょっと頑張って、小ネタというかヒネリというか遊び心が欲しかったよなあ。
オープニングのロゴで吉本興業が製作に関わってるのが分かったんだけど、そのせいであちこちでボケてくるんじゃないか?て期待しまった部分もあるしw
つーか最後のアレ、結婚相手。あそこは確実にボケてくると思ったんだけどなあ。フツーに素直に、出演してるほうが相手なんだもん。俺絶対、出演してない相方のほうが出てくると思って待ってたのに、もうwww

そんなところで。


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